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2010 年 7 月 のアーカイブ

パート4の「数字」には要注意!

2010 年 7 月 1 日 Comments off

TOEICの「パート4」では、「ニュースアナウンス」などもたくさん出題されます。この時、アナウンスの内容自体を理解するのも難しいのですが、日本人受験者が最も困るのが「数字」なんですね。「1000以上」の数字を早口の英語で言われると、何が何だか混乱してしまうそうです。しかも、それらの数字につく「単位」も「ドル」や「ポイント」、「人数」などと違うため、やはり数字リスニングの練習も「パート4攻略のカギ」と言えるのです。

しかし、どうやって数字リスニングの練習をするべきなのでしょうか?市販されているTOEICの教材にも限界がありますので、「常に、数字を含んだ新しいアナウンスが聞ける環境」が欲しいところだと思います。そこで紹介したいのが、「ネット動画」のニュースです。「ニコニコ動画」などがそうですね。また、「ヤフーアメリカ」や「ヤフーイギリス」などでも、ウェブ上から動画のニュースを視聴することが出来ます。これらの動画は、ほとんどのケースにおいて無料で視聴できますし、また、「何回も同じニュースが観られる」という特徴を持っています。

「何回も同じニュースが観られる」というのは嬉しいですね。1回だけの視聴だと、「何だっけ…?」となってしまいますが、自分で納得のいくまで何回も見られますので、ぜひ利用しておきたいところです。

ちなみに、オススメのニュースコンテンツは「経済ニュース」です。たくさんの経済専門用語も出てきますので、かなり理解するのが難しいと思います。しかし、ニュースの内容自体に耳を傾けるのではなく、あくまでも「数字リスニングの練習」ですので、数字に集中して聞くようにしてください。そして、英語で聞いた数字を、瞬時に頭の中で想像できるようになっておきましょう。

とくに株式のニュースなどは「超オススメ」ですよ~。「株価が上がったor下がった」などのように、使われる単語や表現の数も限定されていますし、その分だけ「ひたすら数字」が流れます。ここで一気に数字リスニングの能力を高めるのも面白いですね。

パート4では「各疑問詞」を理解する

2010 年 7 月 1 日 Comments off

TOEICの「パート4」では、1人の話者による「ニュース原稿」や「講演」などのアナウンスが流れます。内容もパート3と比較して難しくなっており、日本人が苦手とする「英語の数字」もたくさん出てきます。したがって、この部分でスコアを落とす人が多いんですね。しかし、「受検者全体の正解率」と「各問題の配点」が反比例する「相対配点制度」をTOEICは採用しているため、受検者の多くがスコアを落とすパート4にこそ、高い配点が用意されているケースが多いのです。したがって、しっかりと対策を練って、ぜひ高い正解率を目指しておきましょう。

パート4では、およそ20~30秒のアナウンスが流れ、それに対して3つの問題を解答することになります。ここで「最もやってはいけないこと」とは、「完璧に聞こうとする姿勢」です。一見、完璧に聞いた方が正解率は高くなると思うのですが、よ~く考えてください。20~30秒の「日本語のニュース」が流れたとします。そのアナウンス後に、あなたは一言一句すら間違わずにそのニュースを復唱できるでしょうか?不可能ですよね。このように、日本語でも無理なことを英語で出来るはずはなく、要所だけをしっかりと聞く「ポイントリスニング」がパート4では大切になってきます。

ポイントリスニングのクセを付けるためには、やはり「各疑問詞の内容をアナウンスから聞き取る」という練習をしておきましょう。テレビのニュース番組の中には、「同時通訳放送」というものがあります。NHKの夜のニュースや、民放の夕方のニュース番組などがそうですね(新聞のテレビ欄に漢数字の「ニ」が付いている番組です)。パート4では、ニュースアナウンスもたくさん出題されるため、これらの同時通訳のニュース番組などでポイントリスニングをすると良いでしょう。

ノートを1冊買ってきて、リスニングをしながら各疑問詞の穴埋めをする作業です。それほど難しいものではありませんし、数か月この練習を行っておくと、かなりリスニング能力もアップするはずですよ。

パート4の「主題」を確認しておこう

2010 年 7 月 1 日 Comments off

TOEICリスニングパートの最大の山場である「パート4」ですが、ここでスコアを落とす人が多いですね。じつは、TOEICではちょっと変わった「採点方法」があるんですよ。「パート4」の具体的な攻略法を解説する前に紹介していきますね。

TOEICでは、受検者全体の「正解率が高い問題」に対しては、配点は低くなっています。一方、多くの受検者が間違った問題に対しては、「高い配点」が用意されているんですね。英語力が同じであれば、「何回受験してもスコアはほぼ同じ」という仕組みを実現させるため、受検者全体の正解率と反比例する「相対配点制度」が採用されているんですよ。ということは、多くの人がスコアを落とす「パート4」の各問題には、「高い配点」が用意されている可能性が高く、しっかりとした対策を練って正解率を上げる価値が非常に大きいと言えるのです。

そこで、まずは「パート4」の主題を取っていきましょう。主題を取らないと何も始まりませんし、「全問不正解」になる可能性もありますしね。

さて、「パート4」では、1人の話者がニュースの原稿などを読んでいるのですが、内容も難しく、また、日本人が苦手としている「英語の数字」もたくさん出てくるため、かなり苦労することになると思われます。しかし、下に紹介する「リスニング練習法」を繰り返しておけば、じつに簡単に全体の流れをつかめるようになるんですね。

方法は簡単です。アナウンスを聞きながら、「What」「When」「Where」「How」「Why」「Which」「Who」のそれぞれの疑問詞に該当する単語や文言をノートに書き入れていくだけです。この時、会話の中身を理解する必要はありません。あくまでも、「疑問詞に該当するもの」だけに集中して書き入れていきましょう。

そして、書き終わったら、今度はそのノートを見ながらもう一度アナウンスを聞いてください。するとどうでしょうか?アナウンス全体の流れや意味が、驚くほどスムーズに頭に入っていくんですよ。かなり効果の高い方法なので、ぜひ皆さんも1日1回程度はこの練習を繰り返してください。数カ月もすれば、リスニング能力も飛躍的にアップしているはずですよ。