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パート2の「YES/NO問題」を聞き分ける

2010 年 6 月 25 日

TOEICリスニングセクションの「パート1」が終わると、今度は「パート2」に入っていきます。「問題番号21~50」までの「30問」で構成されており、TOEICの中で唯一の「3択問題形式」です(他のパートはすべて4択)。パート2の後に続く「パート3」や「パート4」は、かなり難易度が高くなっていますので、ぜひパート2の30問の中で「20問以上」の正解を目指しておきたいところですね。

さて、パート2では、1人目の話者の発言に対して、「その返答として最も適切なものを選ぶ」という問題形式です。たとえば、「今日、クライアントに合いましたか?」という1人目の発言に対して、「いいえ。彼は今、デスクにはいませんよ」という返答はおかしいですよね。会話の流れとして不自然です。一方、「いえ、明日に合う予定ですよ」なら正しい返答と言えるでしょう。このような問題が30問続くと考えてくださいね。

そんな「パート2」の攻略法の1つとして、まずは「YES/NO問題を見極める」というものがあります。1人目の発言が「YES or NO」を求める質問の場合、それ以外の選択肢を除外するという方法です。たとえば、「今日、クライアントに合いましたか?」という質問は、明らかに「YES or NO」で答えるべき質問ですよね。一般的な疑問詞のように、「何を」や「どこで」、「いつ」、「どうやって」などを問う質問ではありません。「Do you ~?」や「Have you ~?」などが「YES/NO質問」に該当すると考えてください。つまり、1人目の発言を聞いて、「これはYES/NO問題だ!」と分かったなら、「YES or NO」の答えを探すようにしておけば、解答率もグッと上がるのです。

返答部分(アナウンスの部分)が必ずしも「YES or NO」で始めるとは限りませんが、「これはYES/NO問題だ!」と1人目の発言を聞き分けるだけでも、解答率は上がると考えておきましょう。

このような「YES/N問題を見極める」というテクニックは、パート2の攻略法としては非常に有名なものであるため、多くの受検者が本番の試験で使ってきます。したがって、「使えない」では他の受検者に対して「差」を付けられることになりますので、必ず使えるようになってくださいね。

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