「単語問題」は3択にしておこう
TOEICのパート5においては、「単語問題が一番難しい」と言う人も多いですね。問題パターンとしては実に単純明快です。「全体の文意に合う単語を入れる」というパターンなのですが、これが意外と大変なんですよ。単語力が高い人ならそれほど苦にならないかもしれませんが、TOEICでは、近年ビジネス英語もたくさん出題されており、また、「そんなマニアックな単語を…」というケースも多いんですね。
さて、単語問題を攻略するには、やはり単語力を普段から鍛えておくことが大切です。むしろ、これに勝る攻略法はないのかもしれません。ですが、多くの受験者の方からは、「なんとか本番のテスト中に使える攻略法はないのか?」というリクエストが多くあるのも事実です。そこで、「確実に使える攻略法」というわけではありませんが、「こんな方法はいかが?」という感じで読み進めてください。
まず、分からない単語がたくさん出題されている問題に関しては、やはり「勘で解答する」という方法以外ありません。しかし、4択の場合、勘で解答すれば正解率は「25%」ですよね。しかし、これが3択になれば「33%」にまで上昇します。つまり、「何とかして選択肢を少なくする」という方法を考えるのです。
多くの日本人受験者にアンケートを取ってみたところ、「全然わからない単語問題が出た」と感じたものの、よ~く選択肢を見ると、1つくらいは知っている単語が隠されているものです。つまり、「分からない単語が出てきた」という事実が焦りを招き、「全部の選択肢が分からない」と錯覚してしまうことも多いんですね。「まさか…」と思われるかもしれませんが、「焦りによる見落とし」は、日本人受験者の間でよくみられることなのです。
したがって、分からない単語が出てきたとしても、焦らずに全部の選択肢を必ずチェックしておきましょう。すると、1つくらいは知っている単語が出てくるはずです。次に、1つだけ知っている単語の正当性を確認しておきます。それが正解になりそうならラッキーですし、違ったとしても、残りの選択肢は3つです。勘で答えても正解率は「33%」になるため、「まったくの勘」よりは期待が持てるんですね。
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